田原本を襲う大地震に備えて

今まで、奈良県は災害に対して安全なところと認識していましたが、政府の地震動予側は近畿地方の内陸部では田原本町周辺が最大震度6強と予想、発生確率は最高位のSランクを想定しています。田原本町も「今後、町をおそう内陸型地震で町全域が最大震度6強の大地震の恐れがある。」と予測、これに対して私たちの備えるべき対策は?

この課題に対して防災会が説明します。笠縫防災会の大きな目的は災害死者をゼロにすることです。

笠縫防災会は笠縫住宅300所帯700名の全員が会員です会員の中から会のリーダーとなる会員70名が班員として防災会を構成しています。リーダーは防災に対する研究・訓練等を通じて大地震発生時の救助活動をはじめ避難誘導、災害弱者の要支援活動に取り組みます。日常は諸課題の研究・訓練、防災資機材の整備等最新情報の全会員との情報共有のための資料の配布、幹事会の毎月定期幹事会の開催、各班毎の班会議を随時開催しています。また、行政担当者との情報共有、避難場所の実効的な運用方針の確立等山積する課題に果敢に取り組んでまいります。大地震発生時には災害対策本部を自治会長が対策本部長となって住宅内コスモス公園に立ち上げます。対策本部長は防災会代表を実施本部長として具体的指揮をとらせます。笠縫防災会には自治会の地区委員が20余名活動しています。会員方には黄色いハンカチを利用した安否確認方法を確立するため全戸配布し、新規入居者にはその都度交付しています。地区委員からの各種情報を対策本部が無線機等で情報収集するともに実施本部長の指揮で専門の各班を現地に派遣します。この時、会員の中から支援可能者を募り各班長・班員の指揮下で各種活動にあたります。